元市役所職員が語る!公務員として働くメリット・デメリットを暴露!!

公務員

 

この記事はこんな人におすすめ!!

  • 公務員を目指している人
  • 公務員んと民間を迷っている人
  • 公務員のリアルな実態を知りたい人

この記事では私が公務員として働いていて感じた

メリット・デメリットをそれぞれまとめてみました!

これから公務員になりたいと思っている人は

ぜひ最後まで読んでみてください^ ^

メリット

1.何と言っても安定!

『公務員=安定』のイメージが強い方が多いと思われますが、

実際に公務員は景気に左右されることがなく、とても安定しています。

また、年功序列のため毎年確実に給料が上がっていき、

ボーナスも年に2回、確実にあります。

倒産する恐れも0%なので、安定した仕事を求めている方には、

打ってつけの職業でしょう。

2.手厚い福利厚生

公務員はものすんごい手厚い福利厚生で守られています。

例えば、

手当:通勤手当・住居手当・扶養手当…

休暇:年次休暇・病気休暇・特別休暇(出産、忌引、夏季…)

共済組合・互助会など

元公務員でも把握しきれないほど、

本当に様々な福利厚生を受けることができます。

私はこの福利厚生こそが公務員の最大のメリットだと思います。

3.公務員というブランド

公務員であるというだけで信頼性が築けるため、

クレジットカード・住宅ローン・自動車ローンなど

お金を借りる際にほぼ100%審査に合格します。

結婚の報告を両親にする際にも公務員というだけで

安心感がありますよね。

公務員というブランドはあらゆる場面で役に立ちます。

4.ノルマがない

公務員は、仕事の出来によって給料が変わることはほぼありません。

また、そもそも営利が目的ではないため、売り上げという概念がありません。

そのため、目標顧客獲得数や実績を比べられることがありません。

『ノルマというストレスがかからずに仕事ができる』

というのはとても魅力的なことだと私は思います。

5.色々な課で様々なことを経験することができる

基本3.4年ごとに配属が変わるため、知識を幅広く得ることができます。

配属が変わるごとに全く違う分野の仕事ができるため、

仕事に『飽き』がなく、幅広い分野で仕事ができます。

自分のやりたい仕事がない方に公務員はおすすめの職業です。

どんな仕事をしたいのかわからない、

どんな仕事が自分に向いているのかわからない、

という方は公務員を選んでまず間違いはないでしょう。

私が勤めていた市役所では、とりあえず若者は初めの方に

税金関係の課に行くという風潮がありました。

そのため税金のことについて若いうちに知識を得ることができたのは

自分の中でとても大きいと思います。

デメリット

1.スキル・知識が積み上がらない

『メリット5』でも挙げたように公務員は何年かごとに配属先が変わり、

1からのスキル・知識になってしまいます。

そのため、仕事がやっと慣れてきたなぁと思った頃に移動になってしまう

ということも多々あります。

また配属が変わっても研修などがなく、これといったマニュアルもありません。

そのため仕事のやり方は先輩に聞いて覚えるほかありません。

ですが、配属が変わる時期、つまり4月は市役所の繁忙期であり、

私の職場では少しピリつくシーズンなので、

恐る恐る教わっていたのを覚えています。

 

2.土日出勤・サービス残業当たり前

公務員は定時帰宅というイメージが強いかと思われますが、

これは本当に配属次第です。

配属によっては、残業・土日出勤当たり前という場合もります。

残業が多すぎると人事課からの注意があるため、

残業申請をせずに夜遅くまで残っている職員も少なくありません。

私の同期は、昼休憩に一緒にランチした際、

『今日こそ日付越えるまでに帰りたいなー』と呟いていました(汗)

また、今、公務員など税金が収入源の仕事は、

費用削減のため職員を減らすという流れがありますが、

仕事の量が減ることはまずないので、

昔に比べ一人ひとりの負担が大きくなってきているそうです。

3.常に職員からの監視

これは私のとこだけかもしれませんが、

職員間での噂ばなしがとても多く、そして広く伝わります。

実際私は職員の悪口など散々聞かされました。

在籍2年でこんなに聞いているのでとても恐ろしいです。

4.公務員であるが故の肩身の狭さ

公務員の給料が税金であるが故に何かと、

税金払わないぞ!などといったクレームを浴びせられます。

私的にはここが公務員として働く中で一番苦しかったポイントです。

人のためになる仕事ができると思っていたのに、

気付いたら常に住民に怒鳴られてました。

特に大雪や大雨など、災害が起きたときは、

電話が鳴り止まないくらいのクレームが続きます。

市民のために一生懸命働いているのに怒鳴られたら悲しくなりますよね…

5.意外と給料が低い

私の場合2年目で手取り12万円程度でした。

入庁してまもないという所もありますが一人で暮らしていくには

とても厳しい給料でした。

(先輩 大卒入庁5年目:手取り18万円ほど)

私の勤めていた市役所はとても田舎なのでかもしれませんが…

また、副業が禁止されているため資産を増やすことが難しいです。

*一概に全てがダメなのではなく、株・投資信託など例外はあります。

まとめ

この記事では、公務員のメリット・デメリットを書いてきました。

結局、公務員という職業はいいの?悪いの?と思っていると思います。

私は挑戦してみるのも大いにアリだとお思います!

これほどしっかりした福利厚生が整っている会社は

民間では少ないと思いますし、

変なブラック企業に入るよりかは全然いいと思います!

今や公務員は大変人気な職業です。

公務員になるのは容易ではないと思いますが

迷っている方はぜひ挑戦してみてください!!

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